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EMC、中堅・中小企業向けアーカイブストレージ「Centera」
4ノード構成の「Centera」
アーカイブプロセスの一例
EMCジャパン株式会社は5月19日、CAS(コンテンツアドレスストレージ)の新モデルである4ノード構成の「Centera」を発表した。同日発表された販売戦略「Making Storage Simple」に沿った製品。
Centeraは、改ざん防止と不正アクセス対策機能を備えた長期アーカイブのためのディスクストレージ。主な特徴として、1)データをコンテンツという単位で扱い、ハッシュアルゴリズムを用いて一意に決まるアドレスを生成、2)ディスクベースのWORM機能、3)データの真正性をビットレベルで監視するセキュリティ、4)自己修復・自己構築による運用付加の軽減、などがある。
今回発表された4ノード構成のCenteraは、Centeraシリーズのエントリーモデルとなる製品。従来8ノードが最小構成の単位であったCenteraを、中堅・中小企業向けに4ノード構成とし、専用ラックを不要としているのが特長。容量は2.2TB(ユーザー容量)で、ハイエンド向けと同様にコンテンツ管理や自動管理の機能を備えている。価格は800万円から。
同社CAS営業部シニア・コンサルタント・システムエンジニアの巨勢泰宏氏は、「個人情報保護法をきっかけに、大企業でのCentera利用が高まった。今回の4ノード構成のCenteraにより、中堅・中小企業のアーカイブニーズに対応したい」と述べた。
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URL
EMCジャパン株式会社
http://www.emc2.co.jp/
プレスリリース
http://japan.emc.com/news/press_releases/viewJP.jsp?id=3138
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( 福浦 一広 )
2005/05/19 16:09
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