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NX7000/Superdome
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日本電気株式会社は6月7日、最新のRISCプロセッサを搭載したUNIXサーバー「NX7000シリーズ」6モデルを発表した。今回発表されたのは、128Wayの「NX7000/Superdome」、32Wayの「同/rp8420-32」、16Wayの「同/rp7420-16」、8Wayの「同/rp4440-8」、4Wayの「同/rp3440-4」、2Wayの「同/rp3410-2」の6モデル。
最新のRISCプロセッサ「PA-8900」を全モデルに搭載。従来のPA-8800と比較し2倍となる64MBのL2キャッシュなどにより、トランザクション性能を約10~15%向上しているのが特長。また、PA-8800を搭載していた従来機と同一バージョンのOS「HP-UX 11i v1」を採用しているため、アプリケーションやデータなどの資産を変更なく継承・利用できる。
価格は、「NX7000/rp3410-2」が135万円(税別)から、「同/rp3440-4」が193万円(税別)から、「同/rp4440-8」が376万円(税別)から、「同/rp7420-16」が1475万円(税別)から、「同/rp8420-32」が3148万円(税別)から、「同/Superdome」が5253万円(税別)から。出荷開始は7月上旬より。
またあわせて、シングルサーバーでシステムの可用性を向上するソフトウェア「SystemGlobe SingleSaver」を発表している。SystemGlobe SingleSaverは、従来2台以上のサーバーで実現している高可用性機能の中から、シングルサーバーでも必須な障害監視等の機能を抜き出して製品化したもの。これにより、内蔵ディスク、システムプロセス(デーモン)の障害を早期に検出し、システム管理者にメールで通知することが可能。価格は、1CPUあたり12万円(税別)より。出荷開始は6月30日を予定している。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0506/0701.html
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( 福浦 一広 )
2005/06/07 17:19
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