マイクロソフト株式会社は6月8日、統合セキュリティソフトウェア「Microsoft Internet Security & Acceleration Server 2004(以下、ISA Server 2004)」を搭載したWindows Server 2003ベースのアプライアンスを発表した。同アプライアンスは、シンガポールのCelestix Networks社が提供する。同社によると、ISA Server 2004搭載アプライアンスは日本で初めての提供になるとのこと。
ISA Server 2004は、ファイアウォール、VPN、Webキャッシュ機能を備えたセキュリティサーバーソフトウェア。Windows Server製品のActive Directoryやインターネット認証サービス(RADIUS認証)との連携により、認証とポリシーベースでのアクセスを行える。アプライアンスとして提供するメリットとして、1)専用機器と専用ソフトウェアによる、より強化されたセキュリティ、2)WEBベースのユーザーインターフェイスによる簡易な設定、3)アプライアンスメーカーによる単一の窓口、などを挙げている。