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ロジテック、エラー訂正能力の高い「VXA-2」を採用した内蔵型テープドライブ


LTB-V160GAK
 ロジテック株式会社は6月14日、テープバックアップ装置のラインアップに、ATAPI接続の内蔵型VXA-2ドライブ「LTB-V160GAK」を追加すると発表した。価格は24万8000円(税別)。VXA-2を採用した製品としては、ロジテックではすでにSCSI接続の外付けモデルを提供しているが、今回はUltra ATA/66に対応する内蔵型を発売し、ラインアップの拡充を図った。

 VXA-2とは、8mmビデオテープサイズの専用カートリッジを用いるテープストレージ規格で、1カートリッジあたり最大160GB(圧縮時)の保存容量を持つ。また、パケット記録方式などを採用することで、高いエラー訂正機能を備えているという。

 LTB-V160GAKはExabyte製のドライブを採用したATA内蔵モデルで、転送速度は最大12MB/秒(圧縮時)。VXA-2で用いるV23テープへ読み書き可能なほか、VXAのV17テープに関しても、同ドライブで読み込むことができるという。

 また、Windows XP Professional SP1以降、Windows 2000 SP1以降、Windows Server 2003などが備える標準のバックアップツールに対応。ロジテックでは「高解像度の画像データ、動画データ、CG/CADデータなど、大容量化が進むデータのバックアップに最適」としている。



URL
  ロジテック株式会社
  http://www.logitec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.logitec.co.jp/press/2005/0614.html


( 石井 一志 )
2005/06/14 12:20

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