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EMC、アーカイブ機能を強化するCenteraの最新OS
EMCジャパン株式会社は7月1日、ストレージシステム「Centera」に搭載されるOSの最新バージョン「CentraStar 3.0」の提供を開始した。主にメールやドキュメントなどのアーカイブにかかわる機能が強化されており、セキュアな長期保存やアクセス性の向上などが図られている。
新機能として加わったのは、ストレージのバーチャルプール機能や、高度なリモートレプリケーションが行える機能。バーチャルプールは、各部門別やアプリケーション別など、用途に応じてCenteraの容量を論理的に切り分けてストレージプールを作成することができ、それぞれに適切な設定や管理が行える。
一方、リモートレプリケーションの機能は、(1)3拠点に配置されたCenteraをデータセンターのCenteraとIP回線で結び、レプリケーションをひとつに統合する「スター・タイプ(3対1拠点)」、(2)拠点を経由したリモートレプリケーションサイトを形成できる「チェーン・タイプ(3拠点のリレー式)」が利用可能となっている。
旧バージョンからのアップグレードは有償で価格は個別見積もり。
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URL
EMCジャパン株式会社
http://japan.emc.com/
プレスリリース
http://japan.emc.com/news/press_releases/viewJP.jsp?id=3261
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( 朝夷 剛士 )
2005/07/01 15:39
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