日本電気株式会社(NEC)は7月11日、デュアルコアCPUであるPentium D 840を搭載した「Express5800/54Xd」などワークステーション2製品4モデルを発売した。7月29日より出荷開始される。
Express5800/54Xdは、各コアに1MBのL2キャッシュを内蔵するデュアルコアのPentium D 840(3.20GHz)搭載モデルと、シングルコアのPentium 4 650(3.40GHz)などの搭載モデルがラインアップされる中位製品。グラフィックカードには「nVIDIA Quadro FX 3400」、「nVIDIA Quadro FX 540」などが搭載可能で、高度な3D処理が可能。また、EM64Tに対応するPentium D 840モデルは、OSにWindows XP Professional x64 Editionが選択できる。
価格は、Pentium D 840モデルが、1GBメモリ、80GB HDD、CD-R/DVDコンボドライブ、Quadro FX 1400グラフィックカード、Windows XP Professional SP2の構成で36万8000円。Pentium 4 650モデルが、1GBメモリ、80GB HDD、CD-R/DVDコンボドライブ、Quadro FX 540グラフィックカード、Windows XP Professional SP2の構成で26万3000円。
また、Express5800/54Xdに対して設置面積比で66%、容積比で49%という省スペース筐体の「Express5800/53Xc」が合わせて発表された。CPUにPentium 4 670(3.80GHz)などを搭載している。価格は、Pentium 4 630(3GHz)、1GBメモリ、80GB HDD、CD-R/DVDコンボドライブ、FireMV 2200グラフィックカード、Windows XP Professional SP2の構成で22万7000円。
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Express5800/54Xd
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Express5800/53Xc
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■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0507/1101.html
( 朝夷 剛士 )
2005/07/11 15:12
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