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「HP ProLiant ファイル/プリント共有モデル」で利用されるProLiant ML310 G2
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日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は8月11日、x86サーバー「HP ProLiantシリーズ」を利用した中堅・中小企業向けのパッケージモデル「HP Advantage Pack Neo」を、オンラインストア「HP Directplus」で販売開始すると発表した。出荷は8月中旬より開始される予定。
HP Advantage Pack Neoは、HP Directplusの販売実績から選定された「おすすめ構成」で提供されるサーバーパッケージ。今回は「ファイル/プリンタ共有」と「Webサーバー」の両用途に最適化された製品が発売された。両パッケージとも、SATA HDD搭載サーバーを中心にした下位パッケージと、SCSI HDD搭載サーバーを中心とする上位パッケージがラインアップされたほか、日本HPがサーバー監視を代行する無償遠隔監視サービス「HP Instant Support Enterprise Edition」、ユーザー自身が監視や診断、メンテナンスをリモートから行える「リモート管理機能」が提供される。
「HP ProLiant ファイル/プリント共有モデル」は、Windows Server 2003 Standard Editionをプリインストールした1Wayタワー型サーバー「ProLiant ML310 G2」を中心に構成されるもので、中小規模オフィスにおけるワークグループサーバーとしての利用を想定している。
主なサーバーのスペックは、Pentium 4 3.20GHz×1、512MBメモリ(最大4GB)、320GB SATA HDDもしくは293.6GB SCSI HDDなど。価格は、下位パッケージが20万5800円、上位パッケージが31万2900円。
一方の「HP ProLiant Webサーバモデル」は、1Uラックマウント型の1Wayサーバー「ProLiant DL320 G3」を中心に構成されるパッケージ。OSとして「Red Hat Enterprise Linux ES 3 サブスクリプション」がバンドルされる。
価格は、Celeron 2.93GHz×1、512MBメモリ(最大4GB)、160GB SATA HDDといった構成の下位パッケージが23万3940円。また、Pentium 4 3.40GHz×1、512MBメモリ(最大4GB)、165.6GB SCSI HDDといった構成の上位パッケージが33万9990円。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-153.html
( 石井 一志 )
2005/08/11 13:14
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