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100Ed
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三菱電機株式会社は、IAサーバー「三菱サーバコンピュータFT8600シリーズ」のラインアップに2モデルを追加し、8月26日より販売開始すると発表した。新モデルでは、デュアルコアのPentium Dプロセッサを新たに搭載できるようになったほか、管理機能を強化するオプション「リモートマネージメントカード」に対応するなど、管理機能が強化されている。
今回発売される新モデルは、タワー型「100Ed」と1Uラックマウント型「110Rd」の両製品で、最大の特徴は、サーバーの稼働状況や障害情報に関する管理機能が充実していることだという。標準でも、メモリやCPUなどの主要コンポーネントの状態監視機能、ハードウェアエラーの通報機能などを備える。さらにリモートマネージメントカードによって、サーバーのリセット、電源オンオフ、ダンプなどを行える「リモート電源制御機能」が利用可能になる。また同カードではあわせて、イベントログやハードウェア情報の表示、サーバー状態の取得と表示などをリモートから実施できるとのこと。
さらに、デュアルコアのPentium Dプロセッサや、DDR2-533メモリ、SATAII HDDのサポートによって、基本性能も向上させている。主なスペックは、100EdがPentium D 3.20GHzもしくはPemtium 4 3.0/3.80GHz、512MB~8GBのメモリ、最大1TBのHDD、Gigabit Ethernet×1。また100RdがPentium D 3.20GHzもしくはPemtium 4 3.20/3.80GHz、512MB~8GBのメモリ、最大500GBのHDD、Gigabit Ethernet×2など。両モデルとも、Windows Server 2003 Standard Edition、Windows Server 2003 x64 Standard Editionのプリインストール製品も用意される。価格は、100Edが13万4400円より、100Rdが20万8950円より。
なお、これらの製品の製造・販売・保守は、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社が担当する。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
http://www.mdit.co.jp/
( 石井 一志 )
2005/08/25 13:09
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