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松下、屋外でも見やすい高輝度液晶を搭載した堅牢ノートPCの新型


TOUGHBOOK 29シリーズ

TOUGHBOOK 18シリーズ
 松下電器産業株式会社は9月22日、堅牢ノートPC「TOUGHBOOK 29シリーズ」「TOUGHBOOK 18シリーズ」の新モデルを発表した。10月26日より発売する。価格はいずれもオープン。

 TOUGHBOOKシリーズは、約90cmの高さからの落下にも耐えられるなど、耐衝撃性、防滴・防塵性に優れたノートPC。本体のキャビネット主要部分には、プラスチックの20倍の強度を持つマグネシウム合金を採用したほか、HDDを特殊緩衝材で保護した上、さらにアルミケースに封入するなど、耐衝撃性能を通常のPCよりも高めてある。また、継ぎ目のないシリコンラバーのシーリングでボディ接合部をカバーしており、全方位からの水滴を防止するとともに、キーボードにも防滴タイプを採用している。新モデルでは、屋外でも視認性を損なわない500cd/mの高輝度液晶を搭載している。

 29シリーズは、XGA(1024×768ドット)表示可能な13.3型液晶ディスプレイを搭載したモデル。標準バッテリで約8時間、拡張バッテリとの共用では13.5時間の長時間駆動を実現。また、1000Base-Tに対応するなど有線LAN機能を強化している。そのほか、DVD-ROM&CD-R/RWドライブなどに入れ替え可能なマルチメディアポケットを搭載。FDドライブ、CD-ROMドライブ、拡張バッテリーパックなどに入れ替えられる。

 主なスペックは、Pentium M 低電圧版778、インテル915GMS Expressチップセット、256MBメモリ(最大512MB)、60GB HDD、1000Base-T/100Base-TX/10Base-T×1など。サイズは幅302mm×奥行273mm×高さ63.5mm(突起部除く)、重量は約3.69kg。

 18シリーズは、180度の回転画面を備えペンスタイルでも利用可能なモデル。標準バッテリのみで最大8時間の駆動に対応し、IEEE 802.11 a/b/g無線LANの有無で2モデルが用意されている。

 主なスペックは、Pentium M 超低電圧版753、インテル915GMS Expressチップセット、256MBメモリ(最大512MB)、60GB HDD、100Base-TX/10Base-T×1、XGA(1024×768ドット)表示可能な10.4型ディスプレイなど。サイズは幅271mm×奥行216mm×高さ49mm(突起部除く)、重量は約2.1kg。



URL
  松下電器産業株式会社
  http://www.matsushita.co.jp/
  ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn050922-1/jn050922-1.html

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( 福浦 一広 )
2005/09/22 18:00

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