デル株式会社は10月4日、Oracle Database 10gのクラスタ構築に最適な構成を一括して提供する「Oracle on Windows」を、同日より販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。
Oracle on Windowsは、Oracle Databaseを利用したクラスタ環境を容易に導入できるように、デルが推奨するハードウェア構成をパッケージ化したもの。OSには、中堅・中小企業で幅広く利用されているWindows Serverを採用した。
参考例としては、Oracle Database 10g Enterprise EditionとOracle Real Application Clusters(RAC)の導入に適した構成として、デルの4Wayサーバー「PowerEdge 6850」2台、冗長化したGigabit Ethernetスイッチ「PowerConnect 5324」、FC(ファイバチャネル)ストレージ「Dell|EMC CX300」といった各ハードウェアと、Windows Server 2003 Enterprise Editionからなるシステムが提示されている。
デルではOracle on Windowsについて、「大規模データベースやミッションクリティカルシステムなど、将来の拡張を見込んだシステムの導入を検討されているお客様に最適」としており、デルのコンサルティング部門「デル・プロフェッショナル・サービス事業部(DPS)」より、導入時のシステム提案やコンサルティングサービスなどもあわせて提供するとのこと。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
( 石井 一志 )
2005/10/04 16:06
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