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Hシリーズ
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FMV-K5210
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富士通株式会社は10月18日、企業向けのノートPC「FMV-LIFEBOOKシリーズ」、デスクトップPC「FMV-ESPRIMOシリーズ」のラインアップを一新し、同日より新モデルの販売を開始すると発表した。新たに提供されるのは、ノートPC、デスクトップPCともに5シリーズ17機種で、従来製品を踏襲したモデルのほか、グラフィック処理性能を強化したA4型ハイパワーノートPC「Hシリーズ」なども投入された。
ノートPCでは、A4型エントリーモデルを含めた全機種で、指紋認証用センサーと非接触型ICカード「FeliCa」対応リーダ/ライタが搭載可能になり、標準添付されているセキュリティソフト「SMARTACCESS」のユーザビリティ強化、従来より全機種に搭載されているセキュリティチップとあわせて、より高いセキュリティレベルを確保できるようになったという。
また、USBポートや書き込み可能な光学ドライブなどの利用を制限できるソフト「Portshutter V1 rel.3」を標準添付した。これを利用すると、光学ドライブの書き込みを無効にしたり、USBポートの利用を管理者が定めた機器のみに制限したり、といった運用を行えるため、データの不正な持ち出しを防止できるとのこと。
さらに今回は、Pentium M 770(2.13GHz)/780(2.26GHz)とATI製グラフィックチップ「ATI MOBILITY FireGL V500」、UXGA(1600×1200ドット)表示可能な15型TFT液晶などを搭載可能なハイパフォーマンスモデル、Hシリーズがラインアップに追加された。
Hシリーズの価格は、Pentium M 770、512MBメモリ、60GB HDD、CD-ROM、Windows XP Professionalといった構成で31万5000円(税別)より。
一方、デスクトップでは全機種にセキュリティチップを標準搭載させるとともに、ノートPCと同様Portshutter V1 rel.3を標準で添付させ、セキュリティを強化した。また信頼性を向上させるために、一部モデルにハードウェアRAID(ミラーリング)をサポートするモデルを用意したほか、ネットジャパン製のバックアップツール「StandbyDisk Solo」をオプションで選択できるようにしている。
加えて、コンパクトな新筐体を採用した液晶一体型PC「FMV-K5210」では、CPUにノートPCで利用されているPentium M/Celeron Mを搭載することによって、消費電力の削減、低騒音化が実現したとのこと。
FMV-K5210の価格は、Celeron M 360J、256MBメモリ、40GB HDD、15型液晶、Windows XP Professionalといった構成で15万3000円(税別)より。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
ニュースリリース(ノートPC)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/10/18-1.html
ニュースリリース(デスクトップPC)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/10/18.html
( 石井 一志 )
2005/10/18 16:26
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