日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は11月10日、デュアルコアプロセッサを搭載したx86サーバー「HP ProLiantシリーズ」の新モデル4機種を販売開始すると発表した。11月下旬より、順次出荷を開始する。
今回発売されるのは、デュアルコアXeon 7040を搭載する4Wayラックマウント型サーバー「HP ProLiant DL580」と4Wayタワー型「HP ProLiant ML570」、デュアルコアXeon 2.80GHzを搭載する2Wayラックマウント型「HP ProLiant DL380」、Pentium Dを搭載する1Wayタワー型「HP ProLiant ML310 Generation3」の各機種。
このうちProLiant ML310 Generation3は、SAS/SATA HDDを最大4基搭載可能なエントリーモデルで、拡張スロット4本を装備する高い拡張性もあわせ持つという。また、サーバーのリモート管理に特化したプロセッサ「Integrated Lights-Out 2」を標準で装備するほか、システム監視ツール「HP Systems Insight Manager」や、スタートアップユーティリティソフト「HP SmartStart」が標準で提供されており、導入・管理面の効率化を支援できるとのこと。
価格はProLiant DL580が247万8000円より、ProLiant ML570が147万円より、ProLiant DL380が48万900円より、ProLiant ML310 Generation3が16万5900円より。
なお、日本HPではすでにデュアルコアOpteronを搭載したラックマウント型およびブレード型サーバーを販売しており、今回インテル製のデュアルコアプロセッサに対応したモデルを発売することで、HP ProLiantシリーズの広範なポートフォリオが整ったとしている。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-004.html
( 石井 一志 )
2005/11/10 15:13
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