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HandyBrain RZ-1501
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シャープ株式会社は11月10日、セキュリティ機能や堅牢性を強化した業務用の携帯情報端末「HandyBrain RZ-1501」を発表した。2006年1月27日より販売開始となる予定。
HandyBrainは、インテルのPXA270プロセッサを搭載する携帯情報端末。OSにはWindows CE 5.0を採用したほか、480×640ドット表示可能な3.7型液晶やテンキーを表側に搭載する。通信機能としてはIEEE 802.11b/g無線LANとBluetoothに対応し、CFやSDカードが利用可能なメモリスロット、USBポートなども備えている。
セキュリティ機能は、本体内の保存データを暗号化する機能、メモリカードにIDを設定し、正規カードの挿入でログインを許可する機能、メモリカードを認識できないようにして情報の持ち出しを防ぐ機能などが利用できる。
また、防滴パッキンの開口部・接合部の装着によって埃、水滴の侵入を防止できるようにしたことに加え、本体全周へのゴム装着、内部シャーシへの衝撃吸収クッション採用などによって1.5mの耐落下衝撃性能を実現するなど、堅牢性を向上させている。
シャープでは、工場などの設備保守点検業務や製造工程管理業務、営業支援業務といった、粉じんのある現場、環境変化の大きな屋外での使用まで、幅広い業務に使用できるとしている。
■ URL
シャープ株式会社
http://www.sharp.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/051110-b.html
( 石井 一志 )
2005/11/10 18:02
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