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デュアルコアXeon搭載モデルが発売された「PowerEdge 6800」
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デル株式会社は11月16日、4Wayサーバー「PowerEdge 6800」「同 6850」のラインアップに、デュアルコアプロセッサであるXeon 7040/7020搭載モデルを追加すると発表した。同日より、受注と生産を開始する。
Xeon 7040/7020は発表されたばかりの最新デュアルコアプロセッサで、7040は2MB×2の2次キャッシュを搭載する3GHzの製品、7020は1MB×2の2次キャッシュを搭載する2.66GHzの製品。FSBは667MHzで、既存のインテル E8500チップセットを利用する。
今回、新プロセッサ搭載モデルが発売されるサーバーは、最大4基のXeonを搭載可能な製品で、PowerEdge 6800がタワー型、PowerEdge 6850がラックマウント型になる。デルでは新プロセッサ採用にあわせて4GBのメモリモジュールを両モデルに対応させ、最大メモリ容量をこれまでの倍となる64GBへ拡大したほか、4Gbps FC(ファイバチャネル)に対応したホストバスアダプタの提供を開始した。
PowerEdge 6800/6850はどちらもBTOに対応するため、構成と価格はさまざま可能だが、一例として、Xeon 7020×1、1GBメモリ、36GB SCSI HDD、光学ドライブなし、Gigabit Ethernet×2、OSなしといった構成のPowerEdge 6800で93万9750円より、PowerEdge 6850で101万3250円より。
なおデルでは、2006年初頭にも提供が開始される予定の800MHz FSB対応Xeonのサポートを表明。同プロセッサ搭載製品を2006年前半に発売するとしている。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
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( 石井 一志 )
2005/11/16 12:14
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