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日立、NAS機能を追加したストレージシステム


 株式会社日立製作所は、外部ストレージシステム「SANRISEシリーズ」の「SANRISE Adaptable Modular Storage(以下、AMS)」「SANRISE Workgroup Modular Storage(以下、WMS)」にNAS機能を追加した製品を11月18日から販売すると発表した。

 今回発表されたAMS/WMSのNAS対応製品は、同社のエンタープライズバーチャリゼーションアレイ「SANRISE Universal Storage Platform」、バーチャリゼーションコントローラ/アレイ「SANRISE Network Storage Controller NSC55」のNAS機能を、ミッドレンジクラス以下のシステムで実現するもの。拡張性とアクセス処理性能はそのままに、クラスタ機能、バックアップ機能、ファイル管理機能などが搭載されている。またWMSでは、RAID 6などのデータ保証技術によりSATA HDDでのデータ保全性と信頼性を高めるなど、バックアップ・アーカイブ向けストレージとして最適なコストパフォーマンスを実現している。

 価格は、AMS500(ミッドレンジアレイNASクラスタ、1000Base-T(copper) 8ポート、サブシステム物理容量285.2GB~86.9TB)が1281万4200円より、AMS200(ミッドレンジアレイNASクラスタ、1000Base-T(copper) 8ポート、サブシステム物理容量285.2GB~39.7TB)が932万8200円より、WMS100(ニアライン/ローコストアレイNASクラスタ、1000Base-T(copper) 8ポート、サブシステム物理容量982.8GB~41.3TB)が716万1000円より。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/11/1117a.html

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( 福浦 一広 )
2005/11/17 17:27

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