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日本HP、ラックマウント型テープライブラリと中小規模向けバックアップソフト |
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MSL2024は、2Uサイズのラックマウント型テープライブラリ装置で、Ultrium 960ドライブ1基、またはUltrium 448ドライブを最大2基搭載可能。Ultrium 960使用の非圧縮時で最大容量9.6TBのバックアップデータを格納できる。Ultrium 448のみ対応の従来型製品と比較して、Ultrium 960使用時で容量密度が3倍、転送速度は2倍以上に向上した。 また、バーコードリーダーを標準装備し、Webベースのリモート管理機能も備える。テープカートリッジを自動交換しながら複数世代のデータ保存が可能。 価格は157万5000円から。1月上旬より出荷開始予定。 DPXは、Windows、Linux、NetWareに対応する中小規模システム向けバックアップソフトウェア。エンタープライズ向けバックアップソフトウェアである「HP OpenView Storage Data Protector」の下位製品にあたり、10台程度のx86サーバー、1TB以下のデータを利用するシステムのバックアップ向けに設計されたもの。 OBDR（One Button Disaster Recovery）機能により、テープ装置と組み合わせての差分バックアップ、およびOSイメージ・サーバー固有の設定・アプリケーション・データなどを容易にリストアが可能。 価格は12万1800円で1月上旬より出荷開始予定。また製品版のほか、2006年第1四半期より同社製テープ製品にサーバー1台のみバックアップ可能なDPXの試用版をバンドルされる。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ プレスリリース http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-022.html ■ 関連記事 ・ 日本HP、データ改ざん防止メディア対応など最新規格テープドライブ（2004/12/16） ・ HP製品担当マネージャに聞くHP StorageWorks Ultrium960の魅力（2005/01/24）
（ 朝夷 剛士 ）
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