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DocuPrint C5450
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DocuPrint CG835 II
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富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社(以下、FXPS)は1月31日、カラーレーザープリンタ2製品を発表した。今回発売されるのは、オンデマンド印刷業務向けの「DocuPrint C5450」と、DTP市場向けの「DocuPrint CG835 II」で、それぞれ3月10日、3月8日の出荷開始を予定している。
C5450は、2400×2400dpiの出力解像度を備えたA3対応カラーレーザープリンタ。データ処理とプリント処理を同時並行処理できるため、複数ページでも素早く印刷できる特徴を持つほか、ハイブリッドタンデムエンジンの搭載によってカラー40枚/分、モノクロ55枚/分の高速印刷を実現した。
給紙枚数は標準3630枚、最大5930枚。ハガキや名刺などの厚紙プリントへの対応、ホチキス止めやファイル用パンチを行えるフィニッシャー装着への対応なども可能で、オンデマンド印刷において要求される多量プリントを効果的に行うこともできるという。また、PCからプリンタに送られる印刷データや、内蔵HDD内のデータを暗号化する機能、HDD内残存データの一括消去機能といったセキュリティ機能も備えている。
インターフェイスは100BASE-TX/10BASE-T×1を標準で持ち、オプションでUSB 2.0に対応する。価格は158万円(税別)。
一方のCG835 IIは、PostScript 3に標準対応するA3対応カラーレーザープリンタ。600×600dpi、各色256階調、フルカラー1670万色の高画質印刷が可能なほか、DTPアプリケーションから分版出力されたデータを合成してプリントする分版合成機能を搭載。さらに、ディスプレイ上や一般的なカラープリンタでは確認できない2色印刷用データを確認する「2色印刷シミュレーション機能」、印刷段階のトラブルを事前に防止する「警告印刷機能」なども備える。
印刷速度はカラー8枚/分、モノクロ35枚/分で、給紙枚数は標準400枚、最大1400枚。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1を搭載する外付けプリンタサーバーが標準で付属している。価格は128万円(税別)。
FXPSでは、両製品合計で年間3000台の販売を見込む。
■ URL
富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社
http://www.fxpsc.co.jp/
プレスリリース
http://www.fxpsc.co.jp/press/20060131.html
( 石井 一志 )
2006/01/31 12:52
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