ミラクル・リナックス株式会社と日本ストラタステクノロジー株式会社(以下、ストラタス)は2月7日、ミラクル・リナックスのLinuxサーバーOS「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」をストラタスの無停止型サーバー「ftServer」に搭載した「ftServer Mシリーズ モデル30」(以下、ftServer M30システム)を発表した。2月13日より販売を開始する。
ftServerは、CPU、メモリ、HDD、PCI、Ethernetなどのハードウェアを2重化した無停止型サーバー。ハードウェアによる多重化機構により、通常のアプリケーションがそのまま動作するため、迅速な導入・稼動が可能なのが特長。99.999%を超える連続稼動性能を持つ。今回発表されたftServer M30システムは、CPUにXeon 3.06GHz 2Wayを採用、最大6GBのメモリを搭載可能なシステムとなっている。
MIRACLE LINUX V4.0は、日中韓の共同プロジェクトで開発された「Asianux 2.0」を同梱したエンタープライズLinuxサーバーOS。CGL(キャリアグレードリナックス) 2.0のプライオリティ1の機能の実装、障害解析機能の強化、信頼性・可用性・保守性を大幅に強化しているのが特長で、テレコム/キャリア系の大規模システムや基幹システムでの利用に対応している。
価格は、504万2400円より。なお2月13日から4月28日までの期間限定で229万8000円のキャンペーン特別価格で提供することも合わせて発表している。
■ URL
ミラクル・リナックス株式会社
http://www.miraclelinux.co.jp/
日本ストラタステクノロジー株式会社
http://www.stratus.co.jp/
プレスリリース
http://www.miraclelinux.co.jp/pressroom/details/2006/0207_1.html
( 福浦 一広 )
2006/02/07 18:57
|