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日本HP、「導入しやすさ」に配慮したエントリー向けファイルサーバー


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は2月9日、エントリークラスのファイルサーバー専用機「HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server」(以下、ML310 G3 SS)を販売開始すると発表した。価格は29万4000円から。

 ML310 G3 SSはIAサーバーベースのファイルサーバーアプライアンスで、ユーザー数25名程度の小規模環境を想定した製品。OSとしてWindows Storage Server 2003がプリインストールされるほか、工場出荷時に適切なハードウェア構成をあらかじめ設定するなど、サーバー運用に不慣れなユーザーにも配慮した製品設計を採用しており、初めてファイル共有環境を構築するユーザーでも、簡単に導入可能という。

 ラインアップには、640GB(160GB×4)、1TB(250GB×4)、2TB(500GB×4)の各モデルが用意され、エントリークラスで最大の容量を実現した。またSATA RAIDコントローラを搭載しており、ハードウェアRAID 5構成をサポートする。

 運用管理面では、ネットワーク経由で日常的なシステム管理からトラブルシューティング、メンテナンスまでを行えるiLO2(HP Integrated Lights-Out 2)を標準装備するほか、特別な専門知識がなくとも利用可能な、Webベースの管理コンソール、ストレージ管理ツールが付属。5台までのネットワークプリンタを管理可能なプリンタサーバー機能も備える。

 なお同製品には、1年間の翌営業日対応のオンサイト保証と、1年間の電話サポートが標準で付属している。

 あわせて日本HPでは、IAサーバー「HP ProLiant ML310 Generation 3」のラインアップに、デュアルコアのPentium D 930(3GHz)を搭載した最新モデルを追加している。こちらの価格は17万4300円から。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-049.html


( 石井 一志 )
2006/02/09 12:26

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