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日本HP、ネットブート方式に対応したAthlon 64搭載ディスクレスPC端末など |
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dx5150 SFとdc5100 SFは、デスクトップPCからHDDを省いたもので、米Ardenceのネットワークブートシステムに対応しており、OSやアプリケーションソフトをネットワーク経由で管理サーバーから読み込んで起動する仕組みを採用している。 このシステムでは、キー入力や画面遷移情報だけをやりとりするSBC（サーバーベースコンピューティング）と異なり自らのPCリソースを活用して動作するため、ストレージ機能を外部に持つ以外は、通常のデスクトップPCと変わらない運用が可能。既存の資産をそのまま生かしながら、セキュリティの向上が実現できるという。 ネットワークブートシステムでは、SBC方式と比べて広帯域が必要なことから、日本HPでは、ネットワーク環境が整備されている大学や小中学校などの教育現場、官公庁・自治体、システムの一元管理が効果的なコールセンター、といったところでの利用に最適としている。 主なスペックは、dx5150 SFがAthlon 64 3200+（2.0GHz）、512MBメモリ、RADEON XPRESS 200チップセット、Gigabit Ethernetなど。またdc5100 SFがPentium 4 520（2.80GHz）、512MBメモリ、インテル915GV Expressチップセット、Gigabit Ethernetなど。 価格はdx5150 SFが7万3290円、dc5100 SFが8万8200円。なおディスクレスPCの販売・保守は日本HPが担当するが、ブートイメージを配信するArdence側のシステムに関しては、Ardenceの販売代理店が販売・サポートを提供するとのこと。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-066.html
（ 石井 一志 ）
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