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Sun Ultra 45 Workstation
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サン・マイクロシステムズ株式会社(サン)は3月8日、UltraSPARC IIIiプロセッサを搭載したワークステーション「Sun Ultra 45 Workstation」を販売開始すると発表した。4月下旬の出荷開始を予定している。
Sun Ultra 45 Workstationは、Solaris 10に対応したタワー型ワークステーション。既存のSPARC/Solarisアーキテクチャ用のアプリケーションと完全なバイナリ互換を維持しており、半導体の設計、航空機・自動車などの開発・設計用途をはじめ、医療イメージング、地質解析、ソフトウェア開発や研究機関などでの利用に適しているという。
最大2基のUltraSPARC IIIi 1.6GHz、4台のSAS/SATA HDDを搭載可能で、SATA HDDを選択した場合は、最大1TBの容量を実現できる。またSPARCベースのワークステーションとしてはじめて、PCI Expressを採用。専用のグラフィックアクセラレータ「Sun XVR-2500」を利用すれば、高度な3次元画像処理性能を発揮することが可能だ。ネットワークインターフェイスはGigabit Ethernet×2を備える。
加えて、ソフトウェア開発環境「Sun Studio 11」「Sun Java Studio Creator」「Sun Java Studio Enterprise 8」が付属するほか、グリッドエンジンの「Sun N1 Grid Engine」も添付されるとのこと。
価格は、UltraSPARC IIIi×1、1GB(最大16GB)メモリ、250GB SATA HDD(7200rpm)、DVDドライブ×2、Sun XVR-100グラフィックスアクセラレータ、Solaris 10プリインストールといった構成で55万4000円から。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2006/0308.html
( 石井 一志 )
2006/03/08 13:58
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