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東芝、8万円台からのビジネスノートPC-環境調和にも配慮


 株式会社東芝は3月8日、2スピンドルのビジネスノートPC「dynabook Satellite P10」を発表した。同日より、同社のオンラインショップ「東芝ダイレクトPC by Shop1048」で販売を開始する。

 Satellite P10は、Celeron M 370(1.50GHz)を搭載する2スピンドルノートPCで、チップセットにはRADEON XPRESS 200Mを採用した。また、BIOS/HDD/ログインのトリプルパスワードを採用するほか、見られたくない画面を瞬時に非表示にする「インスタントセキュリティ」機能を利用可能。HDDごと暗号化を行えるセキュリティソフト「SecureDoc Disk Encryption」の90日限定版もプリインストールされる。

 製品はBTOに対応しており、HDD、メモリ、光学ドライブ、無線LAN、OS、Microsoft Office、といった項目をカスタマイズすることが可能だ。液晶はXGA表示可能な15型を搭載し、Ethernet×1、PCカードスロット×1、モデム、USB 2.0×4などを備える。

 価格は、256MBメモリ、40GB HDD、CD-ROM、無線LANなし、Windows XP Home、Officeなしといった構成のベースモデルで8万2300円。また512MBメモリ、80GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g無線LAN、Windows XP Professional、Officeなしといった構成では12万7000円になる。

 バッテリはリチウムイオンで、最大約1.5時間の駆動が可能。サイズは約331×278×28.5mm(最薄部、W×D×H)で、重量は約2.8kg。

 なおSatellite P10は欧州の環境規制である「RoHS指令」に対応するほか、全国主要10カ所のリサイクル拠点を利用した回収・再資源化(有料)にも対応させるなど、環境に配慮した製品になっているとのこと。



URL
  株式会社東芝
  https://www.toshiba.co.jp/
  製品情報
  http://www3.toshiba.co.jp/jdirect/custom1/satellite_p10.htm


( 石井 一志 )
2006/03/08 19:00

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