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ミントウェーブ、Linuxベースの専用OSを搭載したシンクライアント端末


mini-30U
 株式会社ミントウェーブは3月15日、LinuxベースのOS「Basil」を搭載したシンクライアント端末、「MiNT-ACC mini-30U」を販売開始すると発表した。

 mini-30Uは、組み込みLinuxをシンクライアント向けにチューンナップした独自開発の専用OS、Basilを搭載した端末。従来製品「mini-30C」と比べて、約2倍の高速起動・高速描画を実現したという。

 CPUにはGeode GXを搭載し、128MBのメモリと、32MBのフラッシュメモリを搭載する。インターフェイスは、100BASE-TX/10BASE-T×1、シリアル、パラレル、USB 2.0×4、アナログRGBなどを備えた。

 対応環境はCitrix Presentation Serverと、米GraphOnのGO-Global。メモリからのローカルブートだけでなく、PXE、NFSを利用したネットワークブートにも対応するほか、IEEE 802.1X認証やRADIUSサーバーによる認証機能もサポートしている。

 価格はオープン。ミントウェーブでは、製造・流通・サービス業などや自治体・公官庁、病院、文教市場などを対象として販売し、初年度に2万台の販売を見込む。

 なお同社は今後、Basilを搭載したシンクライアント端末を順次販売するほか、同OS単体も、シンクライアントベンダなどに提供するとしている。



URL
  株式会社ミントウェーブ
  http://www.mintwave.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.mintwave.co.jp/product/pdf/presmini30U.pdf


( 石井 一志 )
2006/03/15 15:25

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