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日本IBM、仮想化対応のx86サーバー新製品-製品ブランドも変更


IBM System x3800
 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は4月26日、x86サーバーのブランドを「IBM System x」へ変更すると発表した。また同時に同シリーズの新製品として、4Wayサーバー「IBM System x3800」「同 x3850」と、32Wayサーバー「同 x3950」の3製品を発表している。出荷開始は5月31日の予定。

 同社ではシステム製品の中期戦略「IBM Systems Agenda」対応製品へ、サーバー関連製品群を順次変更している途上。メインフレーム「IBM System z9」を皮切りに、ビジネスサーバー、UNIXサーバーなどが新ブランドで提供されるようになっている。

 今回発売されるx86サーバー3製品は、メインフレームで培われた技術をもとにした「X3 アーキテクチャー」を採用したもので、仮想化を支援するインテル Virtualization Technologyに対応したXeonを搭載。日本IBMでは「仮想環境においてその性能を発揮できるようにデザインされており、企業の基幹業務、データベース、Webサービスに最適なサーバー」としている。

 IBMダイレクト価格は、x3800が91万8000円(税別)から、x3850が98万円(同)から、x3950が268万円(同)から。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-06.ibm.com/jp/press/20060426001.html

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( 石井 一志 )
2006/04/26 17:56

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