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インテル、サーバー/ワークステーション向けのXeon 5000シリーズ


 インテル株式会社は5月23日、デュアルコアCPUを搭載した新プラットフォームを発表した。サーバー向けが「Bensley」、ワークステーション向けが「Glidewell」のコード名で開発が進められていたもの。Xeon 5000シリーズのCPUと、インテル 5000X/5000P/5000Vチップセットで構成される。

 Xeon 5000シリーズは、Xeonで初めて65nmプロセス技術で製造される製品で、開発コード名は「Dempsy」。最高3.73GHzのクロック周波数で動作し、2MB 2次キャッシュ×2を備えるデュアルコアCPUになる。FSBは1066MHzと高速で、FB-DIMM、バーチャライゼーションテクノロジー(VT)にも対応する。

 インテルでは6月に、Coreアーキテクチャに基づく新Xeon「Woodcrest」(開発コード名)によってこれを継承する予定で、さらに、ソケット互換のクアッドコアCPU「Clovertown」を、2007年初頭にも投入するとしている。

 1000個受注時の価格は、Xeon 5080(3.73GHz)が9万7000円、Xeon 5063(3.20GHz)が4万2000円、Xeon 5060(同)が3万6000円、Xeon 5050(3GHz、FSB 667MHz)が2万4000円。一方チップセットは、ワークステーション向けの5000Xが1万2200円、サーバー向けの5000Pが1万1800円、バリューセグメント向けの5000Vが8800円。

 Bensley/Glidewellの搭載製品としては、デルが同日ワークステーション製品を発売したほか、東芝、日本IBM、NEC、日本HP、富士通などから、順次提供される予定とのこと。



URL
  インテル株式会社
  http://www.intel.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2006/060523a.htm

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( 石井 一志 )
2006/05/23 19:01

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