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日本HP、第4世代の4Wayラックマウントサーバー「ProLiant DL580 G4」など


HP ProLiant DL580 Generation 4
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は5月25日、最大で4基(8コア)のCPUを搭載可能なx86サーバー製品「HP ProLiant DL580 Generation 4(G4)」「同 ML570 Generation 4(G4)」を発表した。同日より、合計6モデルを販売開始する。あわせて、最新のSAS(Serial Attached SCSI) HDDに対応したRAIDコントローラや、インターネット経由でサーバーを遠隔管理できるIPコンソールスイッチも発売した。

 DL580 G4は4Uラックマウント型、ML570 G4は4Wayタワー型のサーバー新製品。デュアルコアのXeon 7041/7030を最大4基搭載可能なほか、SAS HDD、PCI Expressといった最新技術に対応する。またiSCSIやTOEなどの複数プロトコルを伝送可能なネットワークカード「マルチファンクション Gigabitネットワークコントローラ」や、サーバー遠隔管理機能「Integrated Lights Out2」を標準搭載している。

 価格は、DL580 G4が205万8000円から、ML570が132万3000円からで、6月下旬から販売される予定。

 同時に発売されるオプション製品は、「Smartアレイ P400コントローラ」と「HP KVMサーバコンソールスイッチ」の2つ。前者はSASおよびSATA HDDに対応したアレイコントローラで、ProLiantシリーズで一貫したGUIベース管理、コンフィギュレーションユーティリティへ対応している。インターフェイスはPCI Express。価格は11万7600円より。

 後者は、カスケード接続により、最大4096台のサーバーを1つのキーボード、モニタ、マウスから操作できるようにする装置。上位版の「HP KVMサーバコンソールスイッチ 仮想メディア機能付」ではさらに、USBポートに光学ドライブやUSBメモリなどを接続して、サーバーにおけるこれらの機器の使用を仮想的に実現する「仮想メディア機能」を備えたほか、リモートからインターネット経由でサーバーを遠隔操作することもできるという。HP KVMサーバコンソールスイッチ 仮想メディア機能付の価格は、19万9500円より。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-105.html


( 石井 一志 )
2006/05/25 16:50

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