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レノボ、Core Duo搭載のスタンダードノートPC「ThinkPad R60」


ThinkPad R60
 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は5月30日、A4サイズのノートPC「ThinkPad Rシリーズ」の新製品10モデルを発表した。デュアルコアのCore Duoを搭載する「ThinkPad R60」が4モデル、Celeron Mを搭載する「ThinkPad R60e」が6モデル。5月31日より順次出荷を開始する。

 ThinkPad R60は、Core Duo T2300(1.66GHz)を搭載したノートPC。マグネシウム合金製の内部補強シャーシ「ThinkPad Roll Cage」の搭載によって堅牢性を向上させたほか、衝撃を検知して自動的にHDDのヘッドを退避させる「ThinkVantageハードディスク・アクティブプロテクション・システム(HAPS)」、ゴム製のクッションでHDDを両側から包み込む「HDDショック・マウンテッド・ドライブ」といった保護機能を搭載する。

 チップセットはインテル945GM Expressを採用したほか、USB 2.0×3、IEEE 1394、モデム、PCカードスロット、Expressカードスロットなどのインターフェイスを搭載。ネットワークは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tと、IEEE 802.11a/b/g無線LANが利用でき、無線LANのON/OFFスイッチも備える。OSはWindows XP Professional SP2。セキュリティ機能としては、TCG1.2に準拠したセキュリティチップと指紋センサーが利用できる。

 ラインアップには、HDDと光学ドライブの違いとMicrosoft Officeの有無で4製品が用意された。価格は、Core Duo T2300、512MBメモリ(最大2GB)、80GB HDD、2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ、1400×1050ドット表示可能な15型液晶、Office Personal Edition 2003といった構成の最上位モデルで、20万4750円。同じ構成のOfficeなしモデルで18万1650円になる。

 サイズと重量は、332×269×37~40mm(W×D×H)、3.1kg。バッテリ駆動時間は約5.3時間(JEITA測定法1.0の場合)。

 一方、ThinkPad R60eは、Celeron M 410(1.46GHz)を搭載した廉価版。同様の保護機能は搭載するが、セキュリティチップと指紋センサーは省かれている。チップセットはインテル940GML Expressで、USB 2.0×3、モデム、PCカードスロット、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどのインターフェイスを搭載し、IEEE 802.11a/b/g無線LANは最上位機のみとなっている。

 ラインアップには、メモリ、HDD、光学ドライブの違いとMicrosoft Officeの有無で6製品が用意されている。価格は、Celeron M 410、512MBメモリ(最大2GB)、80GB、2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ、1024×768ドット表示可能な15型液晶、Office Personal Edition 2003といった構成の最上位モデルで15万5400円。同様の構成のOfficeなしモデルでは13万2300円。



URL
  レノボ・ジャパン株式会社
  http://www.lenovo.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2006/05/0530.html


( 石井 一志 )
2006/05/30 18:35

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