三菱電機株式会社は6月12日、Xeon 5000番台を搭載したラックマウント型IAサーバー「FT8600モデル220Rd」「FT8600モデル210Rd」、タワー型IAサーバー「FT8600モデル200Lc」「FT8600モデル200Ec」を発表した。6月13日より販売を開始する。なお、これらの製造、販売、保守は、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社が担当する。
全モデルともに、最新のデュアルコアプロセッサであるXeon 5080/5050を採用。メモリにはFB-DIMMを採用し、同社従来製品と比べて最大50%増の24GBの大容量化にも対応している。そのほか、バーチャライゼーションテクノロジーにも対応しており、システム統合や新旧OSの混在利用も可能となっている。また、1Uサイズのラックマウント型「210Rd」では、2.5インチHDDの採用によりHDD 6台の内蔵にも対応。これにより、1Uの薄型サーバーながらもRAID 5構成も可能となっている。
価格は、2Uサイズの「220Rd」が47万5545円から、1Uサイズの「210Rd」が44万8770円から、ミッドレンジ向けのタワー型「200Lc」が42万7350円から、エントリー向けのタワー型「200Ec」が25万1685円から。同社では、FT8600シリーズ全体で年間7000台の販売を目標としている。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
http://www.mdit.co.jp/
( 福浦 一広 )
2006/06/12 12:35
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