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ミントウェーブ、独自OS採用の小型シンクライアント端末-Geode LXを搭載


MiNT-ACC Lite-50U
 株式会社ミントウェーブは6月26日、Linuxベースのシンクライアント専用OS「Basil」を搭載した端末、「MiNT-ACC Lite-50U」を販売開始すると発表した。出荷開始は8月25日を予定している。

 Lite-50Uは、Geode LX 800を搭載した小型シンクライアント端末で、Citrix Presentation Serverと、米GraphOnのGO-Globalに対応する。OSには、3月に発表した小型端末の「MiNT-ACC mini-30U」に続き、組み込みLinuxをシンクライアント向けにチューンナップしたBasilをOSに採用している。

 メモリは、128MBのメインメモリと128MBのフラッシュメモリを搭載。HDDを持たないため、情報漏えいの防止に効果があるという。インターフェイスは、100BASE-TX/10BASE-T×1、シリアル・パラレル(オプションケーブルで分岐)、USB 2.0×2、アナログRGBなどを備えている。

 また、メモリからのローカルブートだけでなく、PXE、NFSを利用したネットワークブートにも対応。IEEE 802.1X認証やRADIUSサーバーによる認証機能もサポートするほか、オプションで、センター側からリモートで端末の電源制御や設定初期化などを行えるリモート管理ツールも用意された。

 消費電力は最大11W、サイズと重量は35.5×170.5×200mm(W×D×H)、0.9kg。

 価格はオープン。ミントウェーブでは、製造・流通・サービス業や自治体・公官庁、病院、文教市場などを主な対象に、初年度3万台の販売を目指す。なお同社は今後、セキュリティ性をさらに重視した付加価値モデルなどを順次ラインアップに加えるとしている。



URL
  株式会社ミントウェーブ
  http://www.mintwave.co.jp/


( 石井 一志 )
2006/06/26 12:18

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