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日立、Xeon 5100番台搭載のブレードサーバーや小型サーバーなど


HA8000/70W
 株式会社日立製作所(日立)は6月26日、ブレードサーバー「BladeSymphony」において、最新CPUのXeon 5100番台を搭載するモデルを追加すると発表した。同日より販売を開始する。また同時に、IAサーバー「HA8000シリーズ」のラインアップを一新。こちらでもXeon 5100番台に対応するモデルを発売するほか、小型2Wayモデルなどの新製品を投入している。

 まずBladeSymphonyでは、ハイエンドモデル「BS1000」と高集積モデル「BS320」に、Xeon 5100を搭載したサーバーモジュールを追加。より高い処理性能を要求される業務への対応を強化した。

 またHA8000シリーズでは、2Wayの「HA8000/70W」「同/110W」「同/130W」「同/270」の各モデルで、Xeon 5160とXeon 5000番台を搭載する製品を追加する一方、4Wayの「HA8000/270」ではXeon 7000番台、1Wayの「HA8000/30W」ではPentium Dをサポートしている。

 さらにHA8000シリーズのうち、HA8000/70W、同/110W(2Wayモデル)、同/130W、同/270(2Wayモデル)でSAS RAIDモデルを発売するとともに、HA8000/70Wでは、ホットプラグ対応HDDベイを6つ、5インチデバイスベイを3つサポートする小型モデルを提供する。このモデルは、2Wayモデルとしては業界トップレベルのコンパクトさを実現しているという。

 加えて、HA8000/130Wがホットプラグ対応冗長化ファンに対応。システム稼働率が向上したほか、HA8000/70W(2Wayモデル)、同/110W(2Wayモデル)、同/130W、同/270(2Wayモデル)は、OSが停止した状態でもリモートから制御を行える新SVPボードをオプションで提供するとのこと。

 価格は、BS320のXeon 5100番台搭載モデルが21万5250円から、HA8000/70Wが40万3200円から、などとなっている。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/06/0626.html

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( 石井 一志 )
2006/06/26 17:09

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