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増設ストレージ筐体が提供されるNV5300
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日本電気株式会社は7月3日、NAS製品「iStorage NVシリーズ」のラインアップに、SATA HDDを15台搭載した増設ストレージ「SATAディスクエンクロージャ(5.5TBパック)」や、「SATAディスクエンクロージャ(7200rpm/500GB×15)」を追加すると発表した。出荷開始は7月31日を予定している。
SATAディスクエンクロージャ(5.5TBパック)は、安価なSATA HDDと増設筐体をセットにした製品で、ミッドレンジNASの「NV5300」「NV5300S」に対応する製品。FC(ファイバチャネル) HDDを採用した同等容量の製品と比べて、導入費用を2/3に低減可能という。
NECでは、SATA HDDとバックアップソフトの仮想テープライブラリ機能やレプリケーション機能を組みあわせると、増設ストレージ内でD2D(Disk to Disk)バックアップが低価格で実現できるとしている。また、iStorage NVシリーズのデータ改ざん防止機能にも対応しており、アーカイブソフトと連携して、メール保管・文書管理などのソリューションも構成可能とのこと。
一方SATAディスクエンクロージャ(7200rpm/500GB×15)はバックアップ/アーカイブ向けSANストレージ「iStorage S1800AT」に対応した増設ストレージ。最大16台増設でき、従来システム比25%増の最大88TBまで容量を拡大できる。
価格は、SATAディスクエンクロージャ(5.5TBパック)が250万円(税別)から、SATAディスクエンクロージャ(7200rpm/500GB×15)が270万円(同)から。また、容量1.9TBの「SATAディスクエンクロージャ(1.9TBパック)」も150万円(同)からで提供される。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0607/0302.html
( 石井 一志 )
2006/07/03 16:25
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