日本NCR株式会社は7月5日、データウェアハウス(DWH)用MPP(超並列コンピュータ)サーバー「NCR 5450サーバー」およびデータベース「Teradata V2R6.1.1」を発表した。
NCR 5450サーバーは、EM64T対応Xeon 3.8GHzを1ノードあたり2個搭載したMPP。EM64T対応Xeonを搭載したことで、新たに64ビットソリューションをサポートする。最大1024ノード(2048CPU)、6TBメモリまで拡張可能。現行の5400サーバーからCPUアップグレードが可能で、DWH拡張時には、既存のサーバーを利用しながら新しいサーバーを順次追加できるとしている。価格は、最小構成1400万円から(1ノード、OS込み)。
あわせて発表されたTeradata V2R6.1.1は、並列処理環境に対応したデータベース。新たに64ビット版Novell SUSE Linuxに対応したことで、64ビットLinux環境での商用意思決定支援システムとして世界最大規模の4.2PB(ペタバイト)までのデータ拡張性を実現しているのが特長。価格は600万円から。
■ URL
日本NCR株式会社
http://www.ncr.co.jp/
( 福浦 一広 )
2006/07/05 17:29
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