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LP-S65SCHD
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セイコーエプソン株式会社は7月6日、セキュリティ機能を強化したA3対応カラーレーザープリンタ「LP-S65SCHD」を発表した。価格は25万8000円(税別)。エプソン販売株式会社を通じて、7月11日より販売を開始する。
LP-S65SCHDは、A3対応カラーレーザープリンタの「LP-S6500」と、HDDユニットである「LPHD5」をセットにしたモデル。さまざまなセキュリティ印刷管理機能に標準で対応しており、たとえば「パスワード入力による認証印刷」機能では、あらかじめ設定しておいたパスワードをプリンタのパネル上で打ち込んではじめて、印刷物が出力されるようになる。このため、機密書類や個人情報などを不用意に他人に見られてしまうことを避けられるという。なおこの機能では、非接触型ICカードリーダーを接続することで、パスワード入力の代わりにFeliCaを認証に用いることも可能だ。
また、印刷管理ソフト「EpsonNet LogBrowser V2」の印刷履歴管理や、プリンタドライバのヘッダー/フッター機能により、「いつ」「誰が」「何を」印刷したかを管理するとともに、印刷物そのものに明示できる。また不正コピーを抑止する「透かし印刷」や「スタンプマーク機能」を標準搭載し、不正な持ち出しや不正利用を抑止できるとしている。
印刷速度は片面、両面ともカラー10枚/分、モノクロ40枚/分。インターフェイスは100BASE-TX/10BASE-Tポート、USB 2.0、パラレルなどを備える。給紙容量は、標準で400枚、最大で1900枚。セイコーエプソンでは、1年間に5000台の販売を見込む。
■ URL
セイコーエプソン株式会社
http://www.epson.jp/
ニュースリリース
http://www.epson.jp/osirase/2006/060706.htm
( 石井 一志 )
2006/07/06 14:59
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