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TOUGHPRO
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NECインフロンティア株式会社は7月6日、プリンタ一体型のハンディターミナル「TOUGHPRO」を発表した。7月20日より販売を開始する。
TOUGHPROは現行製品「TOUGHNESS」の後継で、電気・ガス・水道などの検針業務や自動販売機の管理業務、流通業での商品管理、物流管理などにおける、データの入力・確認・印字といった業務を主な用途に想定して開発された。OSにはWindows CE 5.0を採用し、Microsoft eMbedded Visual C++ 4.0やVisual Basic .NET 2005などの開発環境、COBOL85開発ソフトをサポートしている。
ボディは、マグネシウム合金製フレームやエラストマ材ダンパーの採用などで、約1.5mからの落下に耐える耐衝撃性と、高い防塵、防水性能を備える。またユーザーファイル領域をSDカードなどの外部メモリに持つため、本体が故障した場合には、代替機でデータを継続して使用することが可能になっている。
またセキュリティ機能として、起動時のパスワード入力による利用者認証が可能。加えて、ICタグリーダーを搭載するIC認証モデルを用意し、ICカード(タグ)による認証を行えるようにしている。さらにデータの暗号化機能を搭載するほか、アプリケーションで固有IDを設定し、重要なデータの表示や印字の際に、再度認証を行わせることも可能。これによって、盗難などにあった場合でも、データの不正使用を防止できるとのこと。
画面はタッチパネル式3.5型半透過カラーTFT液晶で、CPUにはPXA27xを採用。128MBフラッシュROMと64MBのRAMを搭載する。プリンタは80mmのサーマルラインドットで、約27行/秒の漢字印字をサポートしている。
価格は標準モデルで24万円から。NECインフロンティアでは、標準モデルとIC認証モデルの合計で、3年間に8万台の販売を目指す。
■ URL
NECインフロンティア株式会社
http://www.necinfrontia.co.jp/
プレスリリース
http://www.necinfrontia.co.jp/company/press/2006/060706.htm
( 石井 一志 )
2006/07/06 18:14
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