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日本IBM、新設計思想を採用したx86サーバー4製品


IBM System x3400
 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は7月31日、独自の新たな設計思想を採用したx86サーバーを発表した。新製品は、デュアルコアXeon 5000/5100番台を搭載した4製品で、同日より順次出荷を開始する。

 今回発売される製品は、タワー型「IBM System x3400」「同 x3500」と、ラック型「同 x3550」「同 x3650」の計4製品。このうちx3500はXeon 5050(3GHz)を、ほかの3製品はCoreマイクロアーキテクチャに基づいた最新のXeon 5110(1.60GHz)を採用し、最大2基まで拡張することが可能だ。またx3550以外の3製品では最新技術であるSAS HDDに対応した。

 加えてこれらはいずれも、日本IBM独自の設計思想である「Xtended Design Architecture(XDA) II」を採用している。特徴は、1)64ビットCPUや高速I/Oの採用でサーバーのパフォーマンスを向上、2)RAIDやメモリーミラーリングで信頼性を確保するとともに、ホットスワップの対応強化で可用性を向上、3)Light-Path診断機能と、使用電力を監視する「PowerExecutive」機能によって管理性を確保、4)32ビット、64ビットの双方の環境をサポートし、利用中のソフト資産を無駄にせずそのまま利用可能、という4点。同社では、XDA IIによって現行のXDAをさらに拡張し、x86サーバーのシステム管理を効率化するとしている。

 IBMダイレクトでの直販価格は、x3400が26万4600円(税別)から、x3500が24万5700円(同)から、x3550が27万9300円(同)から、x3650が32万3400円から。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-06.ibm.com/jp/press/20060731002.html


( 石井 一志 )
2006/07/31 15:37

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