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MateタイプMM(左)とMateタイプME(右)
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日本電気株式会社(NEC)は9月8日、インテルのビジネスPC向けプラットフォーム「vProテクノロジー」に対応したデスクトップPC「Mateシリーズ」2製品を発表した。
今回新モデルが提供されるのは、スリムタワー型「Mate タイプME」とミニタワー型「Mate タイプMM」。いずれもvProに対応しており、運用管理ソフトとの連携で、PCの資産情報や動作状態をネットワーク経由で把握できる機能を備えている。
また、標準添付されているソフトウェア「NEC Authentication Agent」によって、WindowsログオンのIDをはじめとする複数のIDやパスワードを、暗号化してセキュリティチップへ保存可能。ユーザーは電源投入後セキュリティチップのパスワードを一度入力すると、それ以降はIDやパスワードを入力せずに、さまざまな機能を利用できるという。加えて、PCの電源投入からOSが起動するまでの間にウイルス定義ファイルを更新できる「Always アップデート エージェント」も搭載する。
両製品ともBTOに対応するため構成はさまざま可能だが、例えばMate タイプMEの場合、Core 2 Duo E6700(2.66GHz)、インテルQ965 Expressチップセット、512MBメモリ、80GB HDD、CD-ROM、FDD、Gigabit Ethernet、Windows XP Professionalといった構成で25万円(税別)。
一方、ほぼ同様の構成のMate タイプMMでは、27万5000円(税別)。いずれも11月下旬の出荷開始を予定している。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0609/0801.html
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( 石井 一志 )
2006/09/08 16:57
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