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日立、スリム型デスクトップPCの新製品-上位モデルはvProに対応


FLORA 350W HX1
 株式会社日立製作所(以下、日立)は9月8日、企業向けスリムタワーPC「FLORA 350W」の新製品「同 HX1」を販売開始すると発表した。上位モデルでは、インテルの企業向け新プラットフォーム「vProテクノロジー」に対応する点が特徴。出荷は9月25日より開始する。

 FLORA 350W HX1は、スリム筐体を採用した企業向けデスクトップPCで、2つの拡張スロットを装備して拡張性を維持しつつ、筐体の容積を従来モデルと比べて約40%削減したという。ラインアップには、Celeron Dを搭載した低価格モデルから、Core 2 Duoを搭載する高性能モデルまでを用意した。

 このうちCore 2 Duo搭載モデルではvProに対応し、vPro管理ソフトとの組み合わせで、リモートからの運用管理を可能にしている。なお日立では、同社製運用管理ソフト「JP1」をvProに対応させることを表明済み。

 チップセットはいずれもインテルQ965Expressを採用し、Gigabit Ethernet、USB2.0×6、パラレル、シリアル×2といったインターフェイスを標準で搭載。セキュリティ機能としては、各モデルともTPMセキュリティチップを標準で搭載するほか、オプションで指静脈認証装置を用意している。

 BTOに対応するため構成はさまざま可能だが、Celeron D 336(2.80GHz)モデルの場合、256MBメモリ(最大2GB)、40GB SATA HDD、FDD、CD-ROM、Windows XP Professionalといった構成で9万6600円から。

 また、同様の構成のCore 2 Duo E6300(1.86GHz)モデルでは16万2750円から、同 E6600(2.40GHz)モデルでは23万1000円からになる。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/09/0908.html

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( 石井 一志 )
2006/09/08 17:30

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