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日本HP、新型4WayサーバーやSAS対応テープドライブを発売


HP ProLiant DL580 Generation 4

HP StorageWorks Ultrium 448 SAS Tape Drive(外付け型)
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は9月14日、x86サーバー「HP ProLiantシリーズ」のラインアップに、デュアルコアのXeon 7100番台を搭載したハイエンドモデルを追加すると発表した。また合わせてSAS対応のストレージ製品なども提供される。

 今回発表された製品のうちサーバーは、HP ProLiantシリーズの最上位に位置付けられる4Way(8コア)モデル。デスクトップ型「HP ProLiant ML570 Generation 4」(以下、ML570 G4)およびラック型「HP ProLiant DL580 Generation 4」(以下、DL570 G4)が発売される。

 両製品とも最大64GBまでメモリを拡張できるほか、最新技術のSAS HDDやPCI Expressに対応する。またネットワーク機能は、マルチファンクションGigabitネットワークコントローラを搭載し、iSCSIやTOE(TCP/IPオフロードエンジン)も利用可能だ。

 価格はML570 G4が91万3000円から、DL580 G4が102万9000円から。いずれも10月上旬より出荷を開始する。

 一方ストレージは、SAS対応のUltriumテープドライブ「HP StorageWorks Ultrium 448 SAS Tape Drive」と、ハーフハイト(薄型)Ultriumテープドライブの最上位「HP StorageWorks Ultrium 920 Tape Drive」が発売される。前者は、カートリッジあたり200GB(非圧縮時)のデータを格納できるUltrium 2ドライブ。転送レートは86.4GB/時で、SASを採用しているProLiantシリーズのバックアップデバイスとして最適という。価格は内蔵型が31万5000円、外付け型が33万6000円。

 Ultrium 920 Tape Driveは、カートリッジあたり400GB(非圧縮時)の容量を備えるUltrium 3テープドライブ。転送レートは216GB/時で、一度書き込んだデータの書き換えや消去を不能にするWORM(Write Once Read Many)メディアも利用できる。インターフェイスはUltra320 SCSI。価格は内蔵型が55万6500円、外付け型が57万7500円。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-171.html


( 石井 一志 )
2006/09/14 19:21

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