|
HP ProLiant BL465c
|
|
HP ProLiant ML310 Generation 4
|
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は10月5日、x86サーバー製品群「HP ProLiantファミリ」のラインアップに、9機種37モデルを追加すると発表した。今回発売されるのは、Socket Fに対応したOpteron搭載製品、デュアルコアXeonを搭載したエントリーモデル、低電圧版のXeonを搭載したラックマウント型やサーバーブレードなど。出荷は10月下旬から順次開始される。
Opteron搭載製品では、最新ブレードサーバー「HP BladeSystem c-Class」向けのサーバーブレード「HP ProLiant BL465c」と、ラックマウント型の2Wayサーバー「同 DL385 Generation 2」、4Wayサーバー「同 DL585 Generation 2」が発売される。BL465cとDL385はOpteron 2000シリーズを、DL585はOpteron 8000シリーズを採用したほか、2.5型のSAS HDD、iSCSIやTCP/IPオフロードエンジンが利用できるマルチファンクションGbE NIC、PCI Expressといった最新テクノロジが利用可能になっている。
価格は、BL465cが29万4000円から、DL385が42万円から、DL585が168万円から。いずれも10月下旬の出荷開始を予定する。
エントリーサーバーでは、タワー型の「HP ProLiant ML310 Generation 4」とラック型の「HP ProLiant DL320 Generation 5」のXeon 3000番台搭載モデルが発売される。いずれも、リモート管理用プロセッサ「iLO2」の標準搭載、日本HPが無償で遠隔モニタリングを行うサービス「HP ISEE」への対応など、エンタープライズクラスの管理機能をそのままに、価格性能比を向上させたという。
価格は、ML310が11万5500円から、DL320が13万2300円から。11月上旬より出荷開始となる予定。
低電圧版Xeon 5148を搭載する製品は、ブレードサーバー「HP BladeSystem p-Class」向けのサーバーブレード「HP ProLiant BL20p Generation 4」と、HP BladeSystem c-Class向けのサーバーブレード「HP ProLiant BL460c」、ラック型サーバー「HP ProLiant DL360 Generation 5」「HP ProLiant DL380 Generation 5」の各製品。これらの製品では低電圧版CPUの搭載によって、CPU消費電力が最大で従来製品の約半分におさえられており、電源供給に制約がある場合でも、より多くのサーバーを使用できるとのこと。
価格は、BL20pが47万6700円から、BL460cが43万4700円から、DL360が48万3000円から、DL380が55万6500円から。10月下旬の出荷開始を予定する。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-187.html
( 石井 一志 )
2006/10/05 16:37
|