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レノボがThinkPadシリーズを一新、Core 2 DuoモデルやMIMO無線LANモデルも


 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は10月24日、ノートPC「ThinkPadシリーズ」のラインアップをリフレッシュし、機能強化を図った新モデルを販売開始すると発表した。リフレッシュするのは、B5コンパクト型「ThinkPad X60s/X60」、A4ワイド型「同 Z61t/Z61/Z61p」、A4スリム型「同 T60/T60p」、A4スタンダード型「同 R60e/R60」の各製品。


ThinkPad X60 ThinkPad Z61t ThinkPad T60p

 今回の新モデルで強化されたのはCPUで、全機種にCore 2 Duo搭載モデルを投入し、パフォーマンスの向上を図っているのが大きな特徴。搭載可能なCore 2 Duoは、X60ではT7200(2.0GHz)/T5600(1.83GHz)/T5500(1.66GHz)、T60はT7200/T5600/T5500、T60pはT7600(2.33GHz)、Z61t/Z61mはT7400(2.13GHz)/T5600/T5500、Z61pはT7600、R60/R60eはT5500。

 また、X60s/X60、Z61t/Z61m/Z61p、T60/T60pでは、IEEE 802.11a/b/g MIMO(Multiple Input/Multiple Output)対応無線LAN搭載モデルを新たに追加。MIMOでは、複数のダイバシティアンテナを利用してデータを同時に送受信し、反射波で届いた信号も複合化して通信に利用できるため、障害物が多い環境でもより安定した通信が可能となる。

 このほか、X60、T60/T60pについては、新たに120GB HDD搭載モデルを追加している。

 主な新モデルの価格は、X60の場合、Core 2 Duo T7200、1GBメモリ(最大3GB)、120GB SATA HDD(5400rpm)、XGA(1024×768ドット)表示可能な12.1型液晶、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g MIMO対応無線LAN、Windows XP Professionalといった構成の「1709GDJ」で21万5250円。

 T60では、Core 2 Duo T7200、1GBメモリ(最大3GB)、100GB SATA HDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチドライブ、SXGA+(1400×1050ドット)表示可能な15型液晶、ATI MOBILITY RADEON X1400、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g MIMO対応無線LAN、Bluetooth、指紋センサー、Windows XP Professionalといった構成の「262325I」で28万6650円。

 チタニウムシルバートップカバーのZ61t、「9440B1I」では、Core 2 Duo T7400、1GBメモリ(最大3GB)、100GB SATA HDD(5400rpm)、DVDスーパーマルチドライブ、WXGA+(1440×900ドット)表示可能な14.1型液晶、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g MIMO対応無線LAN、Bluetooth、指紋センサー、Windows XP Professionalといった構成で24万9900円。



URL
  レノボ・ジャパン株式会社
  http://www.lenovo.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2006/10/1024.html

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( 石井 一志, 唐沢 正和 )
2006/10/24 12:06

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