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デル、デュアルコアAthlonを搭載した法人向けデスクトップPC


OptiPlex 740(デスクトップ筐体)
 デル株式会社は11月7日、企業向けデスクトップPC「OptiPlex」において、AMD製CPUを搭載したモデル「OptiPlex 740」を販売開始すると発表した。またあわせて、Pentium 4やPentium Dなどを搭載するデスクトップPC「OptiPlex 320」も発売する。

 OptiPlex 740は、BTOに対応したメインストリーム向けのデスクトップPC。オプションの指紋認証機器を選択することにより、専用のセキュリティ管理ソフトがインストールされ、パスワード管理の強化、プレブート管理、TPMを利用したファイル・フォルダの暗号化などを行うことができる。CPUはAthlon 64 X2を搭載。筐体はミニタワー、デスクトップの両形態が用意された。

 インターフェイスはUSB 2.0×8、シリアル、パラレル、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを備える。チップセットにはNVIDIA Quadro NVS 210S+nForce 430を採用。メモリは最大4GBまで拡張可能だ。

 価格例は、Athlon 64 X2 3800+(2GHz)、1GBメモリ、80GB SATA HDD、CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ、Windows XP Professionalといった構成で10万3425円。

 一方のOptiPlex 320は、インテル製CPUを搭載可能なベーシックタイプのデスクトップPCで、こちらもBTOに対応。OptiPlex 740と同様、筐体をミニタワー、デスクトップの2種類から選択できる。

 インターフェイスは、USB 2.0×6、シリアル、パラレル、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを備える。価格例は、Pentium 4 531(3GHz)、512MBメモリ(最大2GB)、80GB SATA HDD、CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ、Windows XP Professionalといった構成で8万955円。

 なお両製品とも、デルの法人向けサービス「CFI(カスタム ファクトリー インテグレーション)」や「ACS(アドバンスド コンフィグレーション サービス)」を利用することにより、1台からでも、BIOSの設定やHDDのパーティション、ブートシークエンス、アプリケーション/コンポーネントの削除といったカスタマイズが可能になっているとのこと。



URL
  デル株式会社
  http://www.dell.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2006/061107c?c=jp&l=jp&s=corp


( 石井 一志 )
2006/11/07 14:34

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