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レノボ、vPro対応デスクトップPC「ThinkCentre M55p Small」


ThinkCentre M55p Small
 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は11月15日、インテルの最新企業向けプラットフォーム「vPro」を搭載し、効率的なシステム管理と高度なセキュリティを実現するデスクトップPC「ThinkCentre M55p Small」を、同日より出荷開始すると発表した。

 新製品は、同社初のvPro搭載機種となり、ThinkCentre Mシリーズのハイパフォーマンスモデルと位置づけられる。CPUにはCore 2 Duo E6300(1.86GHz)を搭載し、HDDは80GB/160GB、光学ドライブはDVD-ROM/DVDスーパーマルチドライブ(2層対応)から選択できる。

 vProの搭載によって、アクティブ・マネージメント・テクノロジー(AMT)および、バーチャライゼーション・テクノロジー(VT)を通じて高度なリモートPC管理を実現することが可能となる。AMTは、クライアントPCをネットワーク経由でリモートに管理する機能。一方、VTは、より安定した堅牢な仮想化の手法を提供するテクノロジーで、仮想ソフトとの連携により、1つのPCの中に別の独立したハードウェア環境を作り複数のPCに見せることができる。

 また、ヘルプデスクへの問い合わせの必要性を減らし、ユーザーの生産性を高める各種ソフトウェアツール「ThinkVantage テクノロジー」をプリインストール。セキュリティを強化するソリューション「ThinkVantage Client Security Solution」によって、パスワードや暗号キー、電子認証情報などセキュリティの基盤となる重要な情報を保護するほか、「Rescue and Recovery」のAntidote Delivery Manager機能を使えば、セキュリティ・アップデートを迅速に展開・実装することが可能となる。

 さらに、今回のvPro搭載によって、ThinkVantageテクノロジーの機能が最適化され、システムの電源がオフの時やOSからのレスポンスがない場合でも、リモートからPCにアクセスしてインベントリを確認できるなど、PCをより効率的に管理できるようになる。

 筐体は、メンテナンスを容易にするツールレス筐体を採用。システムの拡張やシステムトラブル時に工具を使用することなく、メモリやハードディスクなどの部品を速やかに交換できるため、ダウンタイムを最小限にとどめて、メンテナンス・コストを削減できる。

 ダイレクト価格は、Core 2 Duo E6300、インテルQ965 Expressチップセット、1GBメモリ(最大4GB)、80GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROM、Windows XP Professionalといった構成の「8800DGJ」で13万6500円。

 Core 2 Duo E6300、インテルQ965 Expressチップセット、1GBメモリ(最大4GB)、160GB SATA HDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチドライブ(2層対応)、Windows XP Professionalといった構成の「88009KJ」で14万8050円。



URL
  レノボ・ジャパン株式会社
  http://www.lenovo.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2006/11/1115.html


( 唐沢 正和 )
2006/11/15 13:31

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