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Express5800/110Gb-C
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日本電気株式会社(NEC)は11月20日、Linux OSを採用した水冷式サーバー「Express5800/110Gb-C」を販売開始すると発表した。また同時に、Xeon 3000番台を搭載する1Wayサーバー2製品も発売する。
Express5800/110Gb-Cは、水冷ユニットを備えた省スペース型のIAサーバー。ささやき声程度という騒音値30dB以下の静音性を実現したほか、Red Hat Enterprise Linux v.4 ESもしくはMIRACLE LINUX V3.0/V4.0(Asianux Inside)をOSに利用できる。CPUはPentium 4 531(3GHz)/650(3.40GHz)のいずれかを搭載可能で、価格はRed Hat Enterprise Linux 4 ESモデルで22万1000円(税別)から、MIRACLE LINUX V3.0/V4.0で18万1000円(同)から。
一方、Xeon 3000番台搭載モデルが発売されるのは、「Express5800/110Rg-1」「同/110Ek」の2製品。シングルコアCPUを搭載した従来製品と比べて最大約2.7倍の性能向上を実現したという。また、サーバー管理機能を1チップ化し、リモート管理を容易にした「EXPRESSSCOPEエンジン」を標準で搭載し、システム管理者の負荷を軽減できるとのこと。価格は、ラック型のExpress5800/110Rg-1が22万4000円(税別)から、タワー型のExpress5800/110Ekが15万3000円(同)から。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0611/2001.html
( 石井 一志 )
2006/11/20 17:34
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