日本電気株式会社は11月30日、同社のIAサーバー「Express5800シリーズ」において、Red Hat Enterprise Linuxとサポートサービスをセット化した「Express5800/セレクションパック」、およびデュアルコアXeon 3000番台搭載の1Wayサーバーに対応した「Linux基本サービスセット」を同日より出荷すると発表した。
Express5800/セレクションパックは、デュアルコアXeonなどを搭載する最新サーバーに、Red Hat Enterprise Linux v.4 ESをプリインストールし、価格を抑えたモデル。サポート内容を簡素化することで価格を抑えているのが特徴。サポートサービスとして、Linuxの設定および操作方法に関する問い合わせ対応を標準で用意。そのほか、オプションで障害時の問い合わせサポートも用意されている。
Express5800/セレクションパック対応モデルは、1Uラックマウントサーバーの「Express5800/110Rh-1」「Express5800/120Rg-1(SATAモデル/3.5インチSASモデル/2.5インチSASモデル)」、2Uラックマウントサーバーの「Express5800/120Ri-2」、タワー型サーバーの「Express5800/120Li」の計6モデル。価格は、Express5800/110Rh-1が32万2000円(税別)から。
Linux基本サービスセットは、Red Hat Enterprise LinuxなどのLinux OSと、Linuxインストールサービス、Linuxサポートサービス、サーバー稼動監視ツールを組み合わせた製品。これまで、2Wayサーバーなどで提供されていたものを、今回1Wayサーバーまで対象を拡大している。新たに対象となったのは、1Uラックマウントサーバーの「Express5800/110Rh-1」、1Uハーフサイズサーバーの「Express5800/i110Rb-1h」、オフィスラックサーバーの「Express5800/110Rb-1H」、タワー型サーバーの「Express5800/110Ek」の4モデル。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
( 福浦 一広 )
2006/11/30 13:13
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