富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社(FXPS)は12月4日、A3対応のモノクロレーザープリンタ「富士ゼロックス DocuPrint(DP) 3050」、「同2060」、およびA4対応の「同2000」を発表した。出荷開始は、DP3050とDP2060が12月25日から、DP2000が2007年1月15日からとなる。価格はそれぞれ、14万8000円(税別)、10万8000円(同)、7万9800円(同)。
DP3050とDP2060は、35枚/分の高速印刷と1200dpiの高精細プリントが可能で、バーコードなど特に精細な印刷にも対応できる。また、最大2350枚の給紙が可能で、厚紙や不定形用紙の大量出力ニーズにも対応。DP2060は、幅459×奥行506×高さ309mmのコンパクト設計であり、デスクトップやデスクサイドに設置することができる。
DP2000は、従来機DP187Aの18枚/分から24枚/分と印刷速度の向上がなされている。プリンタの状態を表示する3色液晶パネルや、エラー時にアニメーションで対処方法を説明するインタラクティブ・ヘルプ機能など、トラブル対応時の分かりやすさも特徴の1つ。250枚セットできる用紙トレーと50枚セットできる手差しトレーを標準装備し、オプションのカセットフィーダを2段増設すれば、最大800枚の給紙に対応する。また、トナーとドラムの分離型カートリッジを採用したり、試し刷りなどの際にトナー使用量を削減できるトナーセーブ機能を搭載するなど、環境面・コスト面への配慮もなされている。
3機種とも、消耗品交換や処理がすべて前面から行えるため、メンテナンス性が高いのも特徴的。
■ URL
富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社
http://www.fxpsc.co.jp/
プレスリリース
http://www.fxpsc.co.jp/press/20061204.html
( 川島 弘之 )
2006/12/04 15:19
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