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MiNT-ACC Note2400
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株式会社ミントウェーブは12月20日、Windows XP Embeddedベースのノート型シンクライアント「MiNT-ACC Note2400」を販売開始すると発表した。日本HPのB5サイズノートPC「HP Notebook nc2400」をベースにした製品で、価格はオープン。
MiNT-ACC Note2400は、HDDを内蔵しないシンクライアント端末。重量約1.26kgと軽量なのが特徴で、ネットワーク経由でブレードPCにアクセスする「HP Consolidated Client Infrastructure」、サーバーベースコンピューティング方式のCitrix Presentation Serverなどで利用できるという。
CPUは超低電圧版Celeron M 426(1.06GHz)を搭載するほか、512MBのメモリ、512MBのフラッシュメモリなどを標準で備える。液晶はWXGA(1280×800ドット)表示可能な12.1型。ネットワークは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×1を備え、IEEE 802.1b/g無線LANにも対応した。
またオプションで、多数のクライアント端末を一元管理可能なリモート管理ソリューション「Altiris Deployment Solution」にも対応可能とのこと。これを利用すると、登録された端末の電源制御、ファームウェアのパッチ配布、イメージ配信をセンター側から行うことができる。
ミントウェーブでは、製造・流通・サービス業・金融・証券をはじめとする企業のモバイルユーザーに向けて販売を進める考え。あわせて、省スペース型シンクライアントとして、店舗端末、自治体官公庁、病院といった、情報漏えいへの対策を急ぐ業種も対象とする。同社では、初年度3万台の販売を見込む。
■ URL
株式会社ミントウェーブ
http://www.mintwave.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.mintwave.co.jp/presNote2400.pdf
( 石井 一志 )
2006/12/20 13:59
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