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松下、Core Duo搭載で930gの軽量ノートPCなど


CF-R6
 松下電器産業株式会社(松下)は1月17日、モバイルノートPC「CF-R6」「CF-T5」「CF-W5」「CF-Y5」各シリーズの法人モデルを発表した。全シリーズでデュアルコアCPUを採用するほか、最新のクライアント向けOSとなるWindows Vista Businessを搭載可能。1月30日より順次販売を開始する。価格はオープン。

 今回発表されたノートPCでは、「76cm底面方向落下試験(CF-R6シリーズ)」「30cm落下試験(CF-T5/W5/Y5シリーズ)」、および満員電車での圧迫・振動に耐える「天面全体で100kgf加圧振動試験」をクリア。また、CF-R6/Y5の両シリーズではキーボード全面防滴を実現するなど、高い頑丈性能を備えている点が特徴という。

 新製品のうちCF-R6は、CF-R5の後継となる1スピンドルモデル。液晶ガラスの薄型化、ファンレス化、薄型マグネシウム合金ボディの採用などによって、重量約930gを実現した。

 CPUはCore Duo 超低電圧版U2400(1.06GHz)を、チップセットはモバイルインテル945GMS Expressを採用。512MB(最大1536MB)メモリ、60GB SATA HDD、XGA(1024×768ドット)表示可能な10.4型液晶などを搭載する。OSについては、Windows Vista Businessに加えて、Windows XP Professionalも選択できる。

 インターフェイスは、USB 2.0×2、PCカードスロット×1、SDメモリスロット×1、100BASE-TX/10BASE-Tポート、モデムなどを備えた。なお無線LANは、IEEE 802.11a/b/g無線LAN搭載モデルと非搭載モデルが用意される。バッテリはリチウムイオンで、約8時間の駆動が可能。サイズは229×187×29.4~42.5mm(W×D×H)。

 12.1型液晶搭載の1スピンドルモデル「CF-T5」、同2スピンドルモデル「CF-W5」、14.1型液晶搭載の2スピンドルモデル「CF-Y5」の3シリーズについては、搭載CPUが強化された。CF-T5/W5ではCore Duo 超低電圧版U2400を、CF-Y5ではCore Duo 低電圧版 L2500(1.83GHz)を、それぞれ搭載した新モデルが提供される。



URL
  松下電器産業株式会社
  http://panasonic.co.jp/index3.html
  ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070117-1/jn070117-1.html?ref=news


( 石井 一志 )
2007/01/17 18:34

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