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CELSIUS X840
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富士通株式会社は2月7日、PCワークステーション「CELSIUSシリーズ」のラインアップを強化すると発表した。ハイエンドモデル「CELSIUS X840」では最新のデュアルコアOpteronを搭載した製品を、コンパクトモデル「CELSIUS J350」では基本性能を強化した新製品を、いずれも同日より販売開始する。
X840の新製品では、同日発表されたデュアルコアCPUのOpteron 2220(2.80GHz)を最大2基搭載可能。従来製品と比べて最大約1.8倍の高速化を実現した。加えて、「NVIDIA nForce Professional 3600 and 3050 MCP」チップセットとの組み合わせにより、グラフィックスカードを2枚利用するSLi技術に対応する。
またセキュリティ機能としては、USBデバイス、記録型光学ドライブなどの接続を無効にするソフト「Portshutter」、HDDデータの確実な消去を実現する「ハードディスクデータ消去ツール」を標準添付。また、セキュリティチップを搭載するほか、スマートカードもオプションにより利用できる。
価格例は、Opteron 2220×1、1GBメモリ、80GB SATA HDD、ATI RADEON X300 SEといった構成の場合で45万円(税別)。
J350の新製品では、新たにCore 2 Duo E6600が搭載可能になり、従来モデルに対して最大約1.8倍の高速化を実現しているという。さらに、3次元グラフィックスカード「NVIDIA Quadro FX 1500」を搭載可能にするなど、基本性能を強化した。セキュリティ機能は、セキュリティチップを標準で搭載。Portshutter、ハードディスクデータ消去ツールも標準添付されている。
価格例は、Core 2 Duo E6600、512MBメモリ、80GB SATA HDD、NVIDIA GeForce 7300 LEといった構成で19万円(税別)。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/02/7-1.html
( 石井 一志 )
2007/02/07 17:35
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