日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は3月8日、エントリークラスのストレージアレイ「IBM System Storage DS3000シリーズ」を発表した。x86サーバー「IBM System xシリーズ」ならびにブレードサーバー「IBM BladeCenter」での利用に特化した製品。同日より出荷を開始する。
DS3000シリーズは、本体のみで最大3.6TB、拡張ユニットの利用で最大14.4TBまでの容量を搭載可能なストレージアレイ。SAS接続のDASモデル「DS3200」とFC SAN対応モデル「DS3400」がラインアップされ、それぞれについて、シングルコントローラ対応製品とデュアルコントローラ対応製品が用意された。
特徴は、無償のストレージ管理ソフト「DS3000 Storage Manager」によって、容易なストレージシステムの設定や管理を可能にした点。装置の初期設定は、わかりやすい画面と6つのステップに沿って進めるだけで、知識のないユーザーでも1台あたり30分程度の短時間で行えるという。
電源は標準で二重化されており、可用性を高めているほか、ハードウェアの点検や故障時に、前面・背面から装置の内部を簡単に確認可能。ユーザー自身による保守・運用を簡素化できるようにしているとのこと。
IBMダイレクトでの価格は、DS3200が55万6500円から、DS3400が77万7000円から。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-06.ibm.com/jp/press/20070308001.html
( 石井 一志 )
2007/03/08 12:35
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