デル株式会社は4月9日、x64サーバー「PowerEdgeシリーズ」における低消費電力製品のラインアップを拡充すると発表した。低消費電力サーバー「PowerEdge 1950 Energy Smart」「同 2950 Energy Smart」に、低電圧版のクアッドコアXeonを搭載したモデルを追加している。販売開始は4月11日より。
PowerEdge 1950/2950 Energy Smartは、省電力構成のサーバー製品。それぞれ1Uサイズ、2Uサイズのラック型サーバーで、低電力ファン、専用電源ユニット(非冗長)など、低電力化に向けたパーツ採用・設定が行われている。
今回の新モデルは、低電圧版クアッドコアXeonであるL5310(1.60GHz)を搭載。PowerEdge 2950 Energy Smartの新モデルでは、低電圧版デュアルコアXeonを搭載する従来モデルと比べて、ワットあたりのパフォーマンスが19%向上しているという。
BTOに対応するため構成はさまざま可能だが、一例として、Xeon L5310、2GBメモリ、36GB SAS HDD、Gigabit Ethernet×2、OSなしといった構成のPowerEdge 1950 Energy Smartで37万20円。また、同様の構成のPowerEdge 2950 Energy Smartでは45万7800円となっている。